福祉国家を目指す市民の会

弱者を支援する社会保障から弱者の尊厳を守る社会保障へ

包括政党に対抗するには

自民党包括政党と言われている。今の自民党包括政党と呼ぶことに異論はあるかもしれないが、野党の政策を横取りすることで、特定階層の代弁者でしかない野党各党に比べれば、はるかにウイングの広い政党になっている。

参院選でれいわがちょっとしたブームを起こしたが、それにしても野党が拾いきれなかった社会的弱者の代弁者として有権者に認められたにすぎず、5割を下回る低投票率が示すように、全有権者の数からみれば、極めて限定的な支持を得たに過ぎない。

このような特定階層の代弁者でしかない野党が、包括政党に勝つのは至難の業と言うか不可能である。

れいわ以外の野党、とりわけ第一党の立憲はれいわのブームに引きずられて同じ方向を行く必要はない。

れいわがひたすら社会的弱者の救済に進むなら立憲は転落におびえる中間層の不安にしっかり寄りそう政策を打ち出すべきだ。
そうすることでれいわとすみ分けをすればいい。

自民のように一つの党でウイングを広げるのではなく、野党各党が異なる階層の代弁者となれば、百貨店に対して専門店の集まるショッピングモールのごとく自民に勝つチャンスも生まれよう。